2010年7月1日

嫌でイヤで仕方なかったのだが住めば都の伝でいくと、
小汚い町工場なんだけれど、地方からの就職組も何人かいて、
まあ彼等に比べたら、俺なんか貧しくとも一応親元から通えてるんだから、こりゃ我慢して
「文句云ってたらバチが当たるなあ」
なんて思ったりして、そりゃあ真面目に勤めましたネ。

「喜一会メンバー」

無論の事、無遅刻無欠勤。
有給休暇なんてのも取った事なし、東京でオリンピックがあった翌年、
代々木の会場へ１００メートル走で、兵庫県社会人代表かなにかに残って、行く事になった。
この頃は労働運動が盛んな頃で、こういったスポーツ振興が各中小企業間で競いあっていた。
小生子供の頃から, 走るのだけは速くてスバシッコかった。
しかし何かの間違いだったのか、とにかく中小企業振興スポーツかなんかで、
アレよアレよで勝ち抜いて、東京へ。
しかし流石に全国大会。速い人達はヤマ程いて、一次予選か何かで敗退。
この頃、次兄は横浜の営業所で働いていて、一晩泊まって、翌日。
東京は銀座へ出て、今は無き日劇で、「シンシナティキッド」主演が、スティーブ・マックウィーン。