第十六回
2024年1月20日(土)~4月7日(日)
「二十四の瞳」の原風景を求め瀬戸の島々を旅した。どの島も子供の姿を見ることはほとんどなく、老人ばかりで働き盛りの成人の姿も少なく活気はあまり感じられないが、静かでゆったりとしたリズムが感じられた。
戦前の活気がある漁村は少なく子供も少ないが、賑やかだった頃の面影を残しており、廃校になった校舎等も残っていて再び子供が帰ってくるのを待ち望んでいるように見えた。また、残された物に歴史と子供の声が聞こえてくる感じがし、 大石先生の面影も浮かんできた。
数少なくなってきたが頑張って存続している学校もあり嬉しくもあり、何とか存続を願うばかりである。
頑張れ大石先生。
1950年 小豆島で生まれる。
元高校教師
日本写真協会会員
主な写真展
92年 「諦観の島一豊島」 (銀座ニコンサロン)
95年 「流離漂泊の俳人一尾崎放哉」 (新宿ニコンサロン) (大阪ニコンサロン)
96年 「高松 Uni City」
98年 「魂の島・大島」
01年 「豊島10年」
06年 「島が消える」 (新宿ニコンサロン) (大阪ニコンサロン)
14年 「溶融の時」 (銀座ニコンサロン) (大阪ニコンサロン)
22年 「豊島30年」 産廃からアートへ...... (エプサイトギャラリー丸の内)
受賞歴
1999年 酒田市土門拳奨励賞受賞
主な出版物
2000年 「魂の島 大島」
2014年 「溶融の時」
2022年 「豊島30年」 産廃からアートへ