瀬戸内国際芸術祭常設作品

瀬戸内国際芸術祭常設作品 Setouchi Triennale

漁師の夢

漁師は、実はコレクターだった。

二十四の瞳に登場する漁師に焦点をあてたサイドストーリーを作家が独自に想像。
新たな命を与えられた映画撮影用の古民家・漁師の家に、漁師の夢みた少し奇妙で愛らしい魚の女神像が登場します。
おしゃべりな家がお客を招き入れ、世界中の魚の絵と、それらを消してでた消しカスを用いた立体作品が展開されます。
年代物の家具や囲炉裏などにも仕掛けが施されており、世代を超えて楽しめる空間になっています。

入江早耶
消しカスアーティスト

入江 早耶SAYA IRIE

印刷物を消しゴムで消し立体作品に再創造する現代美術作家。
2Dのイメージを3Dに召喚する作風で知られる、国内外で活動する消しカスアーティスト。 2012年 第6回 Shiseido Art Egg賞受賞。主な展覧会として、「瀬戸内国際芸術祭」(香川、2016年)、 「Radierungen」(ドイツ、2018年、個展)などがある。

展示場所 漁師の家
入場料 無料
※別途「二十四の瞳映画村」入村料が必要です。
※瀬戸内国際芸術祭作品鑑賞パスポート提示で入村料が700円となります。
魚おみくじ

愛のボラード

愛のボラードの写真

駐車場の一角に、巨大なボラード(船を繋留するために岸壁にある柱)を設置。
海からやってくるはずの「何か」に対して、見る者の想像力をかき立てる。
どんな大きなものでもつなぎとめられそうで、力強くて無表情でナンセンスな造形が、風景の中に出現する。
「愛のボラード」ミニチュア販売中!

清水久和
プロダクトデザイナー

清水 久和HISAKAZU SHIMIZU

S&O DESIGN 株式会社代表。
キヤノンのデジタルカメラ「IXY Digital」の チーフデザイナーとして同シリーズを世界シェアNo.1 に導き、 ドイツiF 賞やグッドデザイン賞(Gマーク)を多数受賞。 近年は限定生産の作品も手がけており、代表作の「鏡の髪型」シリーズが パリのギャラリー「Galerie DOWNTOWN」を通し販売されているほか、 瀬戸内国際芸術祭2013に出品した「オリーブのリーゼント」が人気を集めるなど、 多彩な活動が注目されている。

展示場所 二十四の瞳映画村 屋外展示
入場料 無料
※映画村への入場がない場合、バスについては1台につき
3,000円の駐車料金が必要ですので、ご注意ください。